どーも、ふいごろー(@fuigoro)です。
5月の灯争大戦、6月のモダンホライゾンに続いて発売された新セット「基本セット2020」は皆さんもう購入されましたか?
灯争大戦やモダンホライゾンに比べると買取価格が高いという意味での当たりカードは少ないのですが、それでも強力なカードの再録や新規カードが収録されており注目のセットです。
今日はそんな基本セット2020から5枚の注目カードを厳選してご紹介いたします!
再録された力線サイクルの中で最強の「虚空の力線」
まずはズバリ「虚空の力線」をご紹介いたします。過去のセットである「ギルドパクト」に収録されている力線サイクルのカード再録です。
力線サイクルのカードの特徴はゲーム開始時の手札に力線のカードがあれば、戦場に出した状態でゲームを開始できることです。
初期手札が1枚少ない状態にはなりますが、マナを支払うことなく戦場に出すことができて、また自分が後攻であったとしても相手の1ターン目から妨害が行えます。
虚空の力線は相手がカードを墓地に置くことができなくなるという効果のため、1ターン目から場に出すと墓地の再利用やコンボなどを完封できます。
このカードが基本セット2020の中で1番の当たりと言えます。
また相手をライブラリーアウトさせる戦術のデッキとの相性が抜群で、相手の墓地を肥やしてしまうというデメリットを上手く解消できる1枚です。
基本セット2020から新規参戦のPW、ムー・ヤンリン!
2枚目の注目カードは新規収録のプレインズウォーカー「空の踊り手、ムーヤンリン」です。こちらは青のプレインズ・ウォーカーでかなり使い勝手の良い能力です。
3マナと低コストで出せるため初期忠誠度が低いですが、+2能力を使うことで相手のクリーチャーのパワーを下げることができるので出してすぐに倒されてしまうということは少ないと思います。
出して2ターン目には-3能力で4/4の飛行持ちのトークンも出せるのでブロッカーも自分で用意できます。極め付けは奥義の-8能力でしょう。島をタップすることで1枚ドローが可能になる、、、
無限大の可能性がある能力だと思いませんか?ドローで誘発する能力と組み合わせると色々なコンボができそうです。また「島」に限っていますが土地タイプを変えるカードと組み合わせても面白そうです。
何故か優遇されたPW、チャンドラ・ナラー!
続いて3枚目の注目カードは赤のPWチャンドラです!
なんと基本セット2020にはチャンドラPWカードが4種類も収録されています。
その中でも私は上で紹介した3マナの軽量チャンドラがオススメ。前半に出せればエレメンタルトークンで殴れますし、-2能力で墓地の火力呪文を利用できるので後半に引いたとしても手札で腐りません。
さらに今回の基本セットでは何故かチャンドラが優遇されており、「チャンドラの調圧器」「チャンドラの憤慨」など関連カードも豊富です。チャンドラ好きな方にとってはスタンダードでチャンドラデッキを組む最高の機会ですね。
ブラックロータスの再来?3マナ出せる土地、「睡蓮の原野」!
4枚目の注目株は1枚で3マナ出せる土地カード、睡蓮の原野です。
英語名だと「Lotus Field」(ロータス・フィールド)で、MTGの中でも有名なブラックロータスの亜種と言えるカードです。
場に出た時に土地2枚を生贄に捧げる必要がありますが、呪禁を持っており、1回のタップで3マナ出せます。MTGには非常に多種多様なカードがありますので、強力なマナ加速コンボとなる組み合わせがありそうです。
すでに話題に上がっているのは「血染めの太陽」との組み合わせですね。
「血染めの太陽」はマナ能力以外の能力を失わせるため、タップ状態で出るデメリットと土地2つを生贄に捧げるデメリットを無視して、睡蓮の原野を出すことができます。
一方で呪禁も失ってしまうので、相手から破壊されやすくもなってしまいます。土地破壊はそんなにポピュラーではないと思うので、個人的にはなかなか強い組み合わせだと感じました。
絵柄も非常に綺麗なので、趣味としてもコレクションしておきたい1枚です。
2マナで黒も緑も怖くない!頼れるアーティファクト「墓守の檻」
最後に紹介するのは「墓守の檻」というアーティファクトです。
場に出すと、プレイヤーはお互いに墓地やライブラリーからクリーチャーと呪文を唱えられなくなります。一見、弱い能力にも思えますがコントロールデッキにはかなり心強いカードです。
特に黒や緑を相手にすると墓地やライブラリーからクリーチャーが大量に出てきて対応しきれない、ということもしばしばあります。それを1マナで解決できるというのは非常に便利です。
墓地から呪文を唱えられなくなるので、自身も墓地の呪文の再利用ができないというのはデメリットですが出す場面を考えれば強力なカードです。
アーティファクトで出すためのマナ色も問いませんし、個人的にはかなり惹かれますね。というわけで基本セット2020から個人的に注目のカードを5枚紹介いたしました。参考になったかな?ではまたねー!